イッタレバ！「ものづくりゲンバ体験」始まる【工業系列】
2022年9月26日 21時14分 工業系列２年次生において、今年度より「ものづくりゲンバ体験」の試みを新たにスタートしました。
ものづくりの現場を体験することで、職業観の育成やまちへの愛着・誇り「シビックプライド」を醸成することを目的としています。
『イッタレバ！』は、本校のスローガン「Challenge！いったれ！！南高」の「いったれ」と本物を体験する場所の「場」との造語です。
新居浜機械産業協同組合と組織連携して実施しています。
今回ご協力いただく企業は、一宮工務店エンジニアリング本部、大石工作所、タステム.、西岡鉄工所、西機電装（五十音順）の各株式会社５社です。
2022年９月21日、西岡鉄工所・西機電装では４名の生徒を受け入れていただきました。
始めに、両企業の代表取締役の西岡圭様より会社概要、業務の流れなどについて説明をいただきました。新たな分野へ常に挑戦を続けていることや地域貢献に関する事業展開についても紹介いただきました。特に、大手企業にはない「多能工」として自分を磨くことのできる環境があることやアットホーム的な雰囲気の中で仕事ができる中小企業の良さをお話しいただきました。
その後、工場見学をさせていただき、現場で働いている方の様子を間近で拝見させていただきました。仕事に真剣に向き合う姿の中にも、生徒たちの様子を見てにこやかにあいさつを交わしてくださる姿は、生徒に多くの学びを与えてくださいました。
また驚いたことは、若い女性の姿が多く見られたことでした。女性が現場で働きやすい環境が大幅に整備されてきており、ここ数年で変容のスピードが加速しているように思いました。
今回、急なご依頼であり、各企業には短時間の単発的な体験実習となることから、ご迷惑をおかけしているのにもかかわらず、温かく迎えてくださいました。
本校では、地元の皆様と共に創造する温かな教育環境の中で、生徒一人一人のこれからの生き方に必ず役立つ学びを推進して行きます。
本物を求めて、Challenge！いったれ！！南高
西岡圭代表取締役さんより会社の概要などについてご説明いただいている様子
地域貢献事業として「別子１号」のリニューアルプロジェクトにも携われています
工場見学の様子
ロボット溶接機について説明をお聞きしている様子