新居浜東高校との合同登山・ツガザクラ保護活動【ユネスコスクール】
2025年11月21日 16時50分 新居浜東高校と別子銅山への合同登山研修を初めて連携して行いました。その際に、秋季ツガザクラの保護活動も実施する予定でしたが、雨天により中止となりました。
新居浜東高校健康スポーツ科1年生33名、本校からは生徒会、地域共創系列、家庭クラブ、ユネスコ部から構成される22名、両校合わせて55名と大規模な研修会となりました。
その講師として、愛媛県総合科学博物館学芸員の川又明徳先生にお務めいただきました。
別子山地区日浦の登山口に集合し、川又先生から登山上の注意点などをご指導いただいた後、少雨の中登山を開始しました。
途中、別子銅山の近代化産業遺産について地域共創系列やユネスコ部の生徒たちがガイドを務めました。
約1時間ほどかけてダイヤモンド水広場に到着しました。
小休憩を取った後、折り返し下山しました。
その後、マイントピア別子端出場ゾーンへ移動して昼食となりました。
昼食後は、川又先生より「銅山峰のツガザクラ群落」について別子銅山の自然環境やツガザクラが国の天然記念物となった経緯などについて講義を行っていただき、実施できなかったツガザクラについての理解を深めました。
その後、家庭クラブが別子銅山の自然回復の歴史を物語にした紙芝居「緑の御送り」を披露しました。
最後に、本校の生徒会長渡辺圭翔さんに交流会を実施してもらい、両校の親睦も深めることができました。
今年度は1年間ツガザクラの保護活動の実施は叶いませんでしたが、高校生からツガザクラへの理解と保護への連携の絆が結ばれた大きな一歩となりました。次年度へ繋いで行きます。
高校生の学びの絆をつなげ、Challenge!いったれ!!南高
別子銅山山中の近代化産業遺産を見学する様子
ダイヤモンド水についてガイドするユネスコ部の様子
愛媛県総合科学博物館の川又先生より登山の安全などについてお話をいただいている様子
マイントピア別子にてツガザクラの講義の様子
家庭クラブによる紙芝居披露の様子
生徒会長渡辺君の司会により交流を深めている様子
東高校、南高校全員で記念写真