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今日の南高校

別子銅山産業遺産創造塾始動!【地域共創系列】

2021年6月30日 19時55分
地域共創系列

 新居浜市別子銅山文化遺産課主催による令和3年度別子銅山産業遺産創造塾がはじまり、地域共創系列の生徒ら9名が参加しました。
 本塾は2015年にスタートし、昨年度はコロナ禍により中止となり、2年ぶりの開催となりました。
 世界に誇る別子銅山近代化産業遺産を学び、「シビックプライド」「別子銅山の記憶」を次世代に語り継ぎ、そして全国・世界へ発信を担う若者を育成することを目標としていて、4つの講座と適性審査の計5回から構成されます。
 今回の講座は、他校生の参加が無く、本校の生徒のみとなり、少し寂しさを感じました。
 第1回目は、別子銅山記念館を皮切りに、山根製錬所跡の煙突(国登録有形文化財)が遺る生子山(通称:えんとつ山)、広瀬歴史記念館、旧広瀬邸においてフィールドワークを通してして学びました。
 別子銅山記念館では、髙橋雅史館長さんより別子銅山の歴史の概要や先人の功績などについて解説後、館内を案内していただきました。
 また、えんとつ山では、煙突の立つ標高約144mに登り、市民団体であるえんとつ山倶楽部の妻鳥俊彦さんより、えんとつ山周辺の整備や別子銅山の世界遺産登録に向けた意義や高校生の活動の期待について語っていただきました。
 広瀬歴史記念館並びに旧広瀬邸では、土岐幸司館長さんより館内や邸内を案内していただきながら、広瀬宰平の足跡を通して日本の近代産業の歩みを学びました。
 生徒は、講師の話を積極的に聴き、メモをこまめに取っていました。そして、スマホをカメラ代わりに記録写真も撮影するなど、非常に熱心に学ぶ姿はスタッフを驚かせていました。
 今年は事前に旧別子へも登山する機会が持てたこともあり、点であった学びが線となって行く学びを深めるための貴重な機会ともなりました。
 次回は、端出場、東平についてフィールドワークを通して学びます。
若き語り部の学びがスタートしました!
若き語り部の学びがスタートしました!
別子銅山記念館で別子銅山の歴史の深さを学びました
別子銅山記念館で別子銅山の歴史の深さを学びました
えんとつ山で青空教室
えんとつ山で青空教室
広瀬宰平は若きリーダーとなる金の卵を見守っています
広瀬宰平は若きリーダーとなる金の卵を見守っています
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