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愛媛県初任者地域理解研修「あかがねの道スタディーツアーin別子銅山」【ユネスコスクール】

2021年9月1日 20時10分
その他学習活動

 2021年8月6日、今年度、愛媛県立学校で新規採用された教員の地域理解研修として、別子銅山の登山による研修が行われ、地域共創系列、家庭クラブ、ユネスコ部ら4名の生徒がガイドを務めました。
 本研修は、新居浜市発展の礎である別子銅山など地域の近代化産業遺産について地域理解を深めるとともに、初任者教員等教職員間の親睦を深めることを目的に行われています。
 昨年度は、新型コロナウイルス感染予防のため中止となり、2年ぶりの開催となりました。
 今回で10年目となりました。
 今年は、西条農業、新居浜東、新居浜西、新居浜工業、新居浜商業、そして本校の6校から初任者9名、指導教員4名の計13名が参加しました。
 快晴の空の下、早朝から平野部は気温が30度を超える猛暑日でしたが、標高800mの別子山日浦の旧別子登山口は気温23度で湿度も低く、車で40分ほどの移動で別世界を肌で感じることができました。
 朝9時、ユネスコ部作成のガイドブックをお供に「1まいん旧別子登り口」から快適に登山をスタートしました。
 小足谷醸造所跡、接待館跡、小学校跡、劇場跡などを次々と見学しながらダイヤモンド水広場で休憩をとりました。
 さらに、第一通洞を経て歓喜坑・歓東坑で昼食をとって、牛車道経由で銅山峰へ到着したのが午後1時でした。
 銅山峰から新居浜市街地は残念ながら霧がかかって展望できませんでした。「もう一度登山してください」ということかもしれません。
 峰地蔵の前で、家庭クラブによる紙芝居が披露され、現地での学びの締めくくりとなりました。
 だんだん大気の状態が不安定になり、一時小雨が降る中急いで下山し、夏山登山の難しさを感じる一幕もありました。しかし、全員がケガなく事故無く登山を終えることができました。
 生徒にとっては、先生方を前に緊張した中のガイドでしたが、貴重な学びの機会となり、一段と成長できるチャンスにもなりました。
ここから全てが始まった!
ここから全てが始まった!
接待館跡のガイドの様子
接待館跡のガイドの様子
タブレットを活用したガイドの様子
タブレットを活用したガイドの様子
キレンゲショウマが満開でした
ダイヤモンド水広場ではキレンゲショウマが満開でした
別子銅山最初の坑口「歓喜坑」ガイドの様子
別子銅山最初の坑口「歓喜坑」ガイドの様子
家庭クラブによる紙芝居の様子
家庭クラブによる紙芝居の様子
銅山峰に全員登頂!
銅山峰(標高約1,300m)に全員登頂!
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